<Header>
<Author: 王昌齡>
<Title: 出塞>
<Format: 七言絕句>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 出塞>
<BookPage: 169>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
秦時明月漢時關，萬里長征人未還。
但使龍城飛將在，不教胡馬度陰山。
<End Poem>
<Translation>
今（いま）、明（あか）るく照（て）らしているこの月（つき）は秦漢以来（きんかんいらい）、変（か）わりなくこの雁門（がんもん）の関塞（かんさい）を照（て）らし続（つづ）けてきた明月（めいげつ）である。その万里（ばんり）も遠（とお）い地（ち）に出征（しゅっせい）した人（ひと）は、いまだに帰還（きかん）しない。

匈奴（きょうど）の根拠地（こんきょち）の竜城（りゅうじょう）で飛将軍（とびしょうぐん）と恐（おそ）れられた李広将軍（りこうしょうぐん）のような名将（めいしょ）が存在（そんざい）しさえしたならば、外敵（がいてき）の騎馬（きば）の兵（へい）に陰山山脈（いんざんさんみゃく）を越（こ）えて侵入（しんにゅう）させるようなことはさせなかったであろうのに。
<End Translation>